今回は妄想おじさんの登場です!
私、こう見えて「実は口下手なのかも」しれない。
~第一部 誕生編~
41歳の夏を迎えたおじさんは、徹夜作業明けの早朝にうとうとしながら、なぜか昔の自分を思い出していた。
小学生のころ、80年代、漫才ブーム、古舘伊知郎。
当時は喋りすぎで、通知表には「キョロキョロして落ち着きがなく無駄口が多い」と毎回かかれていた。
朝から晩まで延々と疲れ果てるまでしゃべり続けていた。
特にワールドプロレスリングの放送された翌日は、古舘伊知郎氏のマシンガン実況をまねて相当うざいガキだったと思われる。
法事などでの親戚受けは…良かった。
中学時代 ハマっていたアニメや、TRPGで知識を得た騎士道に多大な影響を受ける。
いや、受けすぎた。極端な思想を持ち始める。
今考えるとくそ真面目、正義とはなにかを常に考え、世界が許せない、いつもぴりぴりアドレナリン。毎日社会の重箱の隅の不条理をつついて戦っていた。
カウンターカルチャー。「社会の不条理と戦いつづける自分かっこいい」みたいな中二病だった。
自分の快楽のままにしゃべり続けていたマシーンは思想を持ち、言葉に「思想を伝える」という機能があることを発見する。
結果、機能不全に陥る。
興奮して延々と脳内語録を垂れ流しても、自己満足しか残らず、何も伝わらないのである。
独り言が増える。
アトピー発症、肥満。
高校時代はごく限られた人意外とはほとんど話せなくなっていた。
話せたのは、彼女とごく親しい友人。今思えば、喋りつづけなくても安心できる人たちだった。
ちなみに、今思えば、彼女は異質な空気を発していた当時の私を見て興味を持っていただけで、お互い分かり合えた上での愛情はなかったと思う。
日々自分が紡いだ言葉を頭のなかで分析し、発声する前にダメ出しを行い、発声に至らない。
楽しげな、周囲の猥談やバカ話の雑談を聞いて、なんて無駄な時間を使っているのだろうと思っていた。
一般的な青春という経験をしていない。
カラオケは好きだった、意味が既に設定されているから、考えずに発声できる。
なぜか、突然ベジタリアン化する。
そして浪人時代 一人暮らしをはじめ言葉が日常から無くなる、小猫を拾う、バイクにハマる。
とりとめもなくなってしまったが、今の私は何も考えていないただの変なおじさんである。
なんと、続きますw
そろそろ仮眠をとります。
次回は浪人時代から続けたいと思います、また徹夜明けのうとうとした早朝に昔を思い出すでしょう。
おやすみなさい。
おやすみなさいって・・・(;´∀`)終わっちゃいましたねぇ、続きは来週?w
お楽しみに♪