業界未経験の新入社員がITパスポートとってみた
ITパスポート取りました
こんにちは。入社して5ヶ月目を終えようとしている小河です。 突然ですが2月某日にITパスポート試験を受験&合格し、先日証明書が届きました。めっちゃ大層なやつ。
取得の目的は「IT業界の知識拡充」です。
今回はこれからITパスポート取ろうかなという人、取りたいけどちょっと不安だなという人に向けて記事を書きたいと思います。大丈夫です、取れます。
ITパスポートってなあに
Wikipedia先生によると
「情報処理の促進に関する法律第29条第1項の規定に基づき経済産業大臣が実施する情報処理技術者試験の一区分である国家試験。」
とあります。
国家試験って聞くとめっちゃすごい感じしますが、IT系の中でも一番易しいやつです。
「やつは我ら四天王の中でも最弱…」みたいな感じですね。
とはいえナメてはいけない
主な分野は下記3つですが、各分野で網羅しておくべき範囲がまあまあ広いです。
- ストラテジ系(経営全般)
- マネジメント系(IT管理)
- テクノロジ系(IT技術)
しかしその広さゆえに、文系の人でも意外と知ってることが出てきます。私の場合は「プロジェクトマネジメント」「会計・財務」などが見たことある内容でした。
打倒ITパスポートの道のり
勉強しよう
いろんな人がITパスポートの勉強法をまとめてらっしゃるので、私もそれらを参考にしております。
- 過去問を解いてみて弱いところを把握
- ITパスポート試験ドットコム:https://www.itpassportsiken.com/
- シラバスを読む
- どういう内容が出るか、どの範囲でどれくらいの正解を出さないといけないかのイメージを持つ
- テキスト1周目
- 全体像を把握するつもりでざーっと
- テキスト2周目
- 理解、覚えるためにノートに書き落としながら
- 理解すると図がかける、絵にすると覚えやすい(私の場合は)
- ごろ合わせなども一旦自分のアイデアを通しておくと記憶に残りやすい
- 単語帳
- アルファベットの略語はリストに書いて暗記
- 最初はとにかく字面・反射で覚える
- 略語の元の言葉を思い出しながら覚える
- 合間で過去問解く
- 間違ったところは解説をしっかり読む
- テキストでもチェックして復習
テキスト2周目と単語帳のところは「自分に合う方法」で進めましょう。
要は、ある程度暗記の必要な部分は自分の覚えやすい方法でしっかりすり込んでいきましょうという話です。
試験予約をしよう
試験は全国のいろんな場所で毎週のように開催されています。いい感じに勉強が間に合いそうなタイミングをチョイスしましょう。
登録・予約までが入力情報が多くてちょっとめんどいです。
試験を受けよう
当日は受験票を忘れず持っていきましょう。試験会場に持って入れるものは限られてるので、注意事項とかも先に読んでおくとよいですね。
私が解き終わって感じたことまとめておきます。
- 見直しチェックがつけれるので活用する
- 問題の中にヒントがある(25問目に選択肢に入ってる言葉が80問目で問題文に出てくる、など)
- 知らなくても地道に計算したらでてくる答えがある
- 文章をよく読む(文章に定義の説明が入ってるので読みにくいが、後半に記述されている「問われてることは何か」に集中する)
試験は100問あるのですが、自信がなかった回答にチェックをつけておく機能があります。自信があるやつはサッと選んで、迷うやつはチェックをつけてあとからゆっくり巡回しましょう。
見直す時には「文章の読み間違いをしてないか」に注意です。落ち着いて読んでみたら絶対こっちやん、みたいな問題があります。あと100問の中で「別の問題文の中にヒントがある」とかもあるので、地頭使って解ける問題もあります。(実力を測るという意味では良くないんですが…)
試験が終了するとその場で採点結果が出ます。ただし「合否」は出ないので、出てきた点数を眺めて「受かってる…よね…?」という感じでもやっとしながら帰路につきます。
結果を待とう
何週間後かにWeb上で受験番号で合否確認ができます。でも名前が書いてるわけではないのでやっぱり「受かってる…よね…??」って感じで日々を過ごします。
翌々月くらいに証明書が届くので諸手をあげて喜びましょう。
結論
取ってどうだったか
結論言うと、取って良かったです。
- 業務内のわからない単語が減った
- 少し自信がついた
- 業界で必要な知見の広さが身に染みた
キャッチアップの場合、受験料は会社負担&テキストも会社購入ということで、お金は一切かからなかったです。 これだけメリットがあってしかも受かったら給料が上がるという…新人さんにはぜひともチャレンジしていただきたいうまうまな内容ですね!
そんなうまうま制度を利用しながら実践キャリアを積みたいみなさま、キャッチアップへの入社をお待ちしております。