キャッチアップのディレクターは何をしているか。

どうも、実はディレクターから営業にポジションチェンジをした川俣です。

さて、弊社はWebサイトを構築するシステム会社です。
システム会社のディレクターってどんなことをやっているのか?ということをよく聞かれるので、今回はキャッチアップのディレクターが行っている業務について簡単に紹介したいと思います。

#1 相談対応

相談対応には大きく二つあって、過去にキャッチアップが手掛けた案件に対する追加開発や修正の依頼の場合と、これから始まる新規案件の相談に分かれます。

既存案件の場合
案件担当エンジニアと連携しながら、依頼内容を把握して実現可能なのかを検討して対応します。この検討にかかる時間は正直依頼内容次第です。即答できる場合もあれば、調査に10営業日程度かかる場合もあります。回答はディレクターが返す場合もありますし、クライアント(依頼者)側がエンジニアなど技術のわかる人であればエンジニアが返答する場合もあります。

新規案件の相談が来た場合
案件規模感と進行スケジュールを確認して、エンジニアリソースの確認から入ります。技術要件次第で対応できるメンバーが変わる場合もあるので、開発部門全体の状況を踏まえながら、対応できない領域があれば外部パートナーとの連携を探るアクションを取るなどして受注判断を行います。受注確定すればSlackやBacklog、Teams、Chatworkなどのツールを使ってコミュニケーションしながら進行します。

#2 営業活動

ディレクターも営業活動を担っているのですが、いわゆる飛び込み営業的な外回りや、無作為でのアタックというのはやっておりません。原則「相談が来たものを対応する」ということになっています。新規を取るためのメールフォーム営業や、交流会や紹介を通じての新規つながり構築、面談などの活動は江頭(代表)と川俣(営業部門担当)の二人が主に担っているので、ディレクターの主業務ではない、という考えです。

ディレクターが行う「営業活動」というのは、すでにつながりができているクライアントに対して新規案件の相談がないか確認したり、提出済みの見積に対する状況確認、が原則ということになります。このへん、ディレクターが見込み客の客先営業を行っている会社さんもあると思うので、キャッチアップ「では」そういう切り分けになっていると考えてください。

#3 数値管理

毎月の売上予算・実績は、ディレクターが毎月自分の持ち案件から売上金額を積み上げてつくっています。毎月の予算に対して進捗を確認し、ディレクター単位・エンジニア単位で業務量が適正か考えつつ組んでいきます。キャッチアップの年間・月間予算はメンバーの生産力、つまり1ヶ月にいくら分の業務をこなせるかをベースに組まれていますので、適正なボリュームの業務を適正な見積のもとでこなしていれば予算達成できるという仕組みになっています。

……と言いつつ「適正」のバランスが難しく、ディレクターの腕の見せどころであります。エンジニアに過度な負荷をかけず、適正なスケジュールでの進行……言うは易しですが実際はなかなか思い通りにならないのが現実です。悩みながらもディレクターのメンバーが力を割いて毎回調整・交渉しています。


現場的にはもっと細かい、ツールの使い方ルールや管理方法などありますが、ざっくり言うとこの三つになるのかなと思います。
キャッチアップのディレクターは人によって特徴があり、デザインやHTMLが分かる人もいれば、システム構築のフローに超詳しい人や、予算取りがうまい人などそれぞれです。すべてのスキルが網羅的に強い人なんてなかなかいないですが、何か自分で「これができる!」という特技があれば、キャッチアップのディレクター業務をやってみませんか。

というわけで、ディレクター業務のかんたんな紹介でした。
ご興味あればいつでもご連絡ください!
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川俣 拓郎

川俣 拓郎 アシスタントマネージャー

かつては「キャッチアップ社内最初の専任ディレクター」でしたが、今は「キャッチアップ社内唯一の専任営業担当」にジョブチェンジしました。ディレクション業務で培った技術的知見を活かして、クライアントのご要望に沿う提案を行っていきます。まだ具体化していないアイデア出しレベルからお付き合いできますので、なんなりとお申し付けください。

主に読書が趣味で、和書・洋書・中台韓の翻訳モノなど幅広く読みます。実用書系は苦手です。
あとレコードもちょっとだけ持ってます。

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