海の日に南畑ダムへ行ってきました。

テスターの池辺です。

私は腰を痛めているため車はおろか自転車も乗れないので、移動は公共交通機関と後はひたすら歩くことだけです。
そんな私ができる数少ない運動ということで7/17の海の日にハイキングに出かけてきました。
場所は南畑ダム。福岡を流れる那珂川の上流にあるダムです。(あれ海の日?)

スタートは南畑発電所から。
南畑発電所までは、福岡市内からバスで那珂川営業所での乗換含めて1時間程度ですから気軽に訪れることができます。
便数も1時間に一本ありますので、時間の自由もそこそこあります。
画像は南畑発電所と水圧管路。バスを降りるとすぐに見えます。ダムまでは2.5km標高差は約150mの行程です。

今日の那珂川の様子を見るとかなりの水量があります。

途中の看板にも放水中とあったのでダム放水の様子が見られそうです。

道側には森林が多い茂っているので、日陰を選んで歩けば日光にさらされることがないのと川の側なので暑さはそれほどでもありません。
ですがそこそこの上り坂なので水分補給は忘れないようにしたほうが良いです。

足腰が健康な方だと40分〜50分程度で走破できる距離ですが、私は腰に負担にならないように疲労を抜きながら歩くので登りは90分ほどかけてゆっくり登りました。
途中に南畑公園があり椅子とテーブルがあるのでここで食事と休憩をとることができます。私が立ち寄った時もバイカーの方がバーナーを使って昼食の準備をしていました。

南畑ダムに着くと駐車場にホットドッグ屋さんが小さなキッチンカーを構えているのでここで食事を摂ることもできます。冷たい飲み物もありリーズナブルな価格なのでお勧めです。

画像は左岸側から見た南畑ダムの堤体です。緑が濃いいかにも夏という雰囲気です。

ただ夏夏しい蝉時雨にはまだ早いようで、初夏の名残のハルゼミが鳴いているぐらいでした。

ダムの天端を歩いてゆくと案内板の通り放水をしていました。

二つの洪水吐のうち一つが開かれていました。画像はダムの天端から見た洪水吐の越流路です。

ダム横の駐車場で休憩を取り、下りは少しペースを上げてしかし脚の筋肉が疲労で硬くならない程度およそ40分ぐらいのペースで降ります。
南畑発電所前のバス停がゴール。休憩含め全部で3時間足らずの行程でした。

さて歩いてみた感想ですが、ちょっとしたハイキングにはちょうどいい運動量なのですが、この道路、実は国道385号線で福岡市〜佐賀県神埼市〜柳川市を結ぶ主要道路です。そのためかなりの通行量があります。

しかし、道路保全状況が良くないため路肩をほとんど歩けません。
落ち葉や土砂で埋まってしまっておりその上を湧水が流れるという状態でそこを歩くのは困難でした。
滑りやすく水を含んでいる上に枯れ木や小石が混じっているので踏み込まないほうが良いです。
仕方なく車道を歩くことになり通過車両がくる度に端に寄るという状態になります。

端に寄れない箇所で車の離合も発生すると通行を妨げてしまうので寄れる側を見極めて歩かないといけません。
状況によっては端に寄れる箇所で立ち止まって自動車をやり過ごすようにしないと事故を誘発しかねません。

ってことであまりおすすめのハイキングルートではありませんでした。
お子様連れの場合はかなり危ないと思われます。
道がきちんと管理整備されていればという感じですが現状これは仕方がないですね。

車が使える方なら南畑ダム湖の右岸側に九千部山の登山道があります。
またその奥にはグリーンピア那珂川という現在は閉園した元キャンプ場があります。そこを通る登山道は現在でも利用可能なのでそちらを散策される方が良いかと思います。

緑に囲まれ水が豊かで気持ちのいい場所ですから場所さえ選べば歩くには最適のところです。

これからあちこち歩いてみて面白いところがあればまた紹介させてくださいませ。

それではまた。

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AUTHOR

池辺 光秋

池辺 光秋 テスター

「知りたい、やりたい、見てみたい」
好奇心が原動力。

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